小屋裏から富士山を眺める二世帯住宅
北本市 T様邸
建築レポート|全物件
物件データ
設計担当 | 横田稔 浅岡祥史 |
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工事担当 | 田口政晴 |
総床面積 | |
気密測定値(C値) | 0.38㎠/㎡ |
建築中レポート
- 1. 2012年03月30日
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地鎮祭
まだ寒さの残るこの日。
地鎮祭が執り行われました。
思えば、お施主様との出会いは数年前
長い時間をかけて家づくりの準備をしてきました。
満を持して着工です!!
- 2. 2012年04月07日
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3月17日 解体工事
さかのぼること半月前、解体工事が行われました。
解体工事の後は地盤の調査をしたのです。
- 3. 2012年04月07日
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3月28日 地盤調査
そして、3月28日地盤調査の様子
「表面波探査法」による地盤調査の様子です
- 4. 2012年04月07日
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3月28日 表面波探査とは??
表面波探査とは、物理探査の一種です。地震や振動は、実体波と表面波に分類されます。地震や地盤面を打撃することにより発生する表面波は硬い土質ほど速く伝わり、軟らかい土質では遅く伝わるという性質があります。表面波探査はこの性質を応用して地盤の速度構造を測定して支持力と沈下量を求める探査方法のことなのです。
で、この機械が上下に振動する起振機
- 5. 2012年04月07日
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3月28日 加速度センサー
そして、この地面に刺さっている2本の装置が加速度センサー。(検出器A.B)これで地中を伝わる表面波の速度を計測。
先ほどの起震機から発生した表面波は検出器Aに到達した時間と検出器Bに到達した時間との差から表面波速度を計算します
- 6. 2012年04月07日
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3月28日 結果
測定の結果、地盤改良の指示がありました。
指示通りに基礎工事を行うことで地盤の保証をしてもらえます(別途保証料が必要)
さあ、いよいよ基礎工事です!!
- 7. 2012年04月07日
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4月4日 水盛り遣り方
図面通りに現場で位置を出します。
この作業により、実際の配置が決まります
家の大きさ、庭の大きさ、お隣との距離など,より具体的になりました。
- 8. 2012年04月07日
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4月6日 鎮め物
地鎮祭の時にいただく「鎮め物」を基礎工事途中で鎮めます。
- 9. 2012年04月07日
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4月6日 根切り工事
そして、重機が入り、掘削すること1日。
基礎工事は、地盤調査の結果により深基礎の部分があります
指示通り転圧作業をしている樋口さん。
きれいに固まっているようです。
- 10. 2012年04月07日
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4月6日 基礎工事
砕石を敷き、さらに転圧。
- 11. 2012年04月07日
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捨てコンクリート
防水シートを敷き、捨てコンクリートを打ちました。
- 12. 2012年04月07日
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型枠工事の準備
これが、通称“うま”と言われる型枠を乗せるための金物。
この“うま”は深基礎用なので、背が高い
- 13. 2012年04月07日
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基礎工事の準備
この“うま”はいつもの高さ。
次は、型枠を設置する工事になります。
- 14. 2012年04月09日
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4月4日 水盛り遣り方
正式な平面図には、南北方向はX0から3尺(909mm)ごとにX1、X2と番号がふってあります。東西方向には同じくY0から
この水盛り遣り方とは、その記号をそっくり現場に写すこと。
さらに、高さ情報も記載されております。
- 15. 2012年04月11日
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基礎断熱材工事
本来、外断熱の家とは基礎も含めて『外断熱』でなければなりません。基礎コンクリートを打つ前に、シロアリ対策のための基礎断熱材をセットします。
配筋工事と並行して。。
- 16. 2012年04月13日
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配筋検査がありました
基礎断熱材と配筋工事が終わると、配筋検査があります。
これは現在義務化されている『瑕疵担保保険』に加入するにあたり必要な検査。
図面と現場に相違が無いか検査をします。
- 17. 2012年04月13日
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配筋検査がありました
中央あたりに配備されているのは、横田建設自慢の丸い基礎です。コンクリート打設は20日(金)の予定。
- 18. 2012年04月20日
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先行配管
基礎コンクリート打設工事を行う前に、あらかじめ配管の工事を先行して行うことを先行配管と言います。
基礎部分に後から穴を開けない→気密性能の保持→住み心地の保持 ということ。
とても大事なことなのです。
- 19. 2012年04月20日
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コンクリート打設工事が始まりました
手前部分は深基礎になっています
ミキサー車からポンプ車へ、そして長いホースを通ってコンクリートが流し込まれます。
- 20. 2012年04月20日
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一方現場の片隅では。。
設計担当の浅岡さんが、コンクリートのスランプ値を測ります
長靴、手袋にバケツ、スコップと完全に「泥んこ遊び」の姿ですが違います、コンクリートの水分量を測るのです
三角の型にコンクリートを詰めて型を抜きます
- 21. 2012年04月20日
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コンクリート打設工事
まずは立ち上り部分から、
端の方から中央部分に向かって生コンを流していきます
- 22. 2012年04月21日
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丸い基礎
丸い基礎へのコンクリートは翌日に行います
まわりのコンクリート部分はまだグレー色
- 23. 2012年04月25日
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シロアリ防止工事
これが毎度おなじみになりました、通称「あみだくじ」。
シロアリが噛めない固さの基礎断熱材の継ぎ目を埋めるための樹脂注入工事です。
シロアリが噛めないのですから心配はないのですが、万が一に備えて継ぎ目の部分をブロックするための工事
その向こうに見えるのが出来上がった基礎
いつ見てもきれいな仕上がりです
- 24. 2012年04月27日
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一週間の養生後
なんとなく、基礎が白っぽくなったような感じです
これはまだ型枠を外す前の写真です
- 25. 2012年04月28日
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気密テープ
基礎の上に敷かれた黒いテープが気密テープ。この上に土台となる木(檜)を乗せます
このテープ、しっとりしたカステラみたいな触り心地で木に密着します。隙間を無くし気密性を保つためには、ここも大事な工程。
- 26. 2012年05月11日
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上棟です
大安です。青空です。
足場の上の方からきっと富士山が見えてるはず
いよい上棟です
- 27. 2012年05月11日
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まずは四隅の柱から
レッカーで持ち上げた柱を、大工さんの力で建てて行きます
一本ずつ。
- 28. 2012年05月11日
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柱が四本
作業は休みなく続きます
夕方には棟まで上がり、上棟式の予定。
- 29. 2012年05月11日
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上棟しました
あれだけ積み上がっていた材木が夕方には組み上がりました!! これだけあると木がいい香りがします
これから、お施主様ご家族と共に、上棟式を行います
- 30. 2012年05月11日
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上からの写真
はい、これは浅岡さんのお約束。
上に登って棟木の写真。
- 31. 2012年05月11日
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上棟式
棟木に幣串を飾り、ここは代表して田口さんが上棟の儀を行います。その後、下に降りて、お施主様と共に、家の四隅にお清めの酒と塩を供えます
- 32. 2012年05月14日
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まずは、屋根から。
木造軸組工法では、上棟したらまず、屋根の工事からはじめます。雨に備えてね。
屋根が出来てしまうまで、大工さんは屋根に集中です
くれぐれも気を付けて・・・
- 33. 2012年05月17日
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屋根 断熱材
屋根の断熱材が貼り進んでいます
写真は2層目を貼っているところですね
- 34. 2012年05月17日
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おなじみの
浅岡さんの屋根からの景色写真。
予定ではこちらの方向に富士山が見えるはずなのですが・・・
もしかして、、隠れてしまうかも???
- 35. 2012年05月29日
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屋根も葺きあがりました
はい、このように。
- 36. 2012年05月29日
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壁の断熱工事
足場とネットでよく見えないのですが
1層目の断熱材が貼り終っています。
- 37. 2012年06月11日
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2層目の断熱材も
終わりまして、外胴縁も打ち終わったようですね
- 38. 2012年06月11日
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窓廻り
サッシも入りました。
手前の窓、左側に見える丸い管は、エアコンの配管です
- 39. 2012年06月11日
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浴室も設置されました
ここT様邸は二世帯住宅ですので
お風呂も二つ。
1階のお風呂の上の2階のお風呂の写真。
- 40. 2012年06月18日
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気密測定
横田建設では必ず一棟ずつ測定を行います。
ちなみに測定するのは資格を持っている人でないとできません。写真に写っているのは㈱コバヤシの大柴さんです。
- 41. 2012年06月18日
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測定結果は??
1階のドレーキップ窓に付けたラッパみたいなもので、室内の空気をどんどん吸い出して、どのくらいの隙間があいているのかを数値化します。
結果は、C値(相当隙間面積)0.38㎠/㎡
数字が小さいほど隙間が少ない(気密性が高い)ということになります。
この結果に現場の大工さんは一安心
ある意味、中間テストのようなものですからね
- 42. 2012年06月18日
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手をかけることの価値
相当隙間面積(C値)は手仕事の数値化である(社長が以前こう言ってました)
家をつくっているのは紛れもなく人の手です
どんなに時代が変わっても効率化されて機械の出番が増えても、手をかけることの価値はこれからも変わらないことなんじゃないかと思います。
C値が何よりの証拠。我々は自信を持って「いい家」を造っているんだ、と。改めて。
出来上がってしまえば見た目では分からない価値がここにあると毎度現場に行くたび思います
写真は、2階から下を見たところ、1階部分はラス板を貼り始めています。
- 43. 2012年07月03日
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電気屋さんがアンテナを。
電気屋さんの親分と子分が2人がかりでアンテナを取り付けています。方向が大事なのかな?
- 44. 2012年07月05日
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外壁工事 ラス網
外壁がモルタル・吹付け塗装の場合は、サイディングの場合とは工程が異なります。
黒い防水シートを張り、その上にラス網(あみ)と言われる金網のようなものを張り巡らせます。
- 45. 2012年07月19日
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屋根にはソーラーパネルが
外壁の工事と前後して屋根の上にソーラーパネルを載せる工事をします。足場があるうちにやらないとね。
- 46. 2012年07月26日
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下塗り
吹付け工事をする前には下塗りを何度か繰り返します。
木造建築の場合は、どうしても木の収縮により細かいひびわれが出やすくなります。下塗りをして乾燥させ、ひび割れ防止のメッシュを貼り、さらに塗る。
この工程が、サイディングより少し手間がかかっております。
- 47. 2012年07月30日
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お風呂が付いております
まだ、養生されていて見えないところもありますが、1階は落ち着いた色合い。
- 48. 2012年07月30日
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お風呂が付いております
こちらは2階。
かわいらしい色合い。
- 49. 2012年07月30日
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キッチンも付いた!!
まずは2階のキッチン。
対面式ですね
天井から出てるひものようなものは、照明器具の配線。
- 50. 2012年07月30日
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キッチンも付いた!!
こちらは背面部分
- 51. 2012年07月30日
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現在の外観
吹付け塗装工事は、これからのまだ下塗り養生期間です
さあ、どんな色になるのでしょう
楽しみです!!
- 52. 2012年08月11日
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吹付け工事 完了しました
緑の屋根、黄色い外観。
窓枠の白との相性もよく
何となくヨーロッパな佇まい。
かわいらしい感じです。
- 53. 2012年08月11日
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西側から
この色は庭木との相性もよさそうですね
もうすぐ足場が外れます。
- 54. 2012年08月28日
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足場が外れました
ベランダ側より。
爽やかです。
- 55. 2012年08月28日
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中では
造作工事が行われています
「暖吉くん」の上の造作カウンタ―
壁の中に埋め込みます
筋交いの向こうには窓が。。
- 56. 2012年08月28日
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こちらはL型
L型のカウンターは、こんな感じで。
- 57. 2012年09月13日
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2階リビングからの景色
奥には造作カウンターが。
左側のカウンター下には『暖吉くん』の予定
ここは大工さんの仕事も終盤。
次はクロス工事になります。
- 58. 2012年09月13日
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1階 キッチンも取付完了
上から出ているのは照明器具の配線
この後、クロス工事、照明工事と続きます
- 59. 2012年09月26日
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ベランダの防水仕上げ
出来上がっております
白い見切り材の上は外壁の色になります
- 60. 2012年09月26日
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内部では。。
クロスの工事とカウンターの工事が着々と進んでいます
- 61. 2012年09月26日
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クロス工事
階段部分はこのように
貼り終ると、室内が明るく感じますね
- 62. 2012年09月26日
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洗面脱衣室
爽やかなリーフ柄
- 63. 2012年09月26日
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こちらはトイレ
ストライプ柄で、ニッチの中にはペーパーホルダーが付くのですよ
- 64. 2012年10月10日
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外構工事が本格的に
T様邸の場合は玄関が2箇所
車のスペースもそれぞれに
こちらは南側
- 65. 2012年10月10日
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外構工事
こちらは北側
結構高さがありますね。
- 66. 2012年10月24日
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北側玄関まわり
こうなって
- 67. 2012年10月27日
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お引渡し
T様との出会いから七年。
長い時間をかけて思いのこもった「わが家」が完成しました。我々横田建設にとっても、また1件「大切な我が子」が増えました。夏の暑さ、冬の寒さから解放され、きれいな空気の中で「住み心地の良さ」を堪能下さい
T家の皆さま、ありがとうございました
またね、えみちゃん♡
- 68. 2012年10月31日
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南側はこのように
デッキもひろーい!!
- 69. 2012年10月31日
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南側 玄関まわり
そして今日はハッピーハロウィーン!!
- 70. 2012年10月31日
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北側玄関まわり
こうなりました