家の『住み心地』を左右する1つの要因に窓の性能があります。(もちろんそれだけではありませんが)
北欧を除く、ヨーロッパ・アメリカでは、樹脂サッシの普及率が約60~70%
それに対して日本は約7%(--) しかもアルミサッシの割合が60%以上!?
今更ながら、日本は完全に『窓』後進国なのです。
私が考える限り、アルミサッシを選択する理由は価格が「安い」以外にありません。
家の中の温度差がヒートショックを引き起こす原因の1つである事は周知の通り。
その温度差をつくる原因が窓を含む、気密・断熱性能の悪さなのも事実でしょう。
それなのに(つくり手も含め)アルミサッシを選ぶ人が多い・・・何故でしょう?
例えば車。特別な趣味や用途を除けば、ご家族を乗せるのに価格が「安い」という理由だけで
エアバッグ、その他諸々の安全性能を有さない車を選ぶ人はいないのではないでしょうか?
窓の性能も含め、気密性・断熱性・換気方法を考えずに『昔の家』を選ぶということは
ご家族で古い車に乗って、高速道路を法定速度以上のスピードで走行することと同じ
・・・と考えるのは私だけでしょうか?