昨晩、何気なくテレビを見ているとニュースの中で
熊谷市が暑さを逆手にとって「熊谷の暑さ対策」をアピールしていく
という特集がありました。
熊谷駅に冷却ミスト装置を付ける等の対策をしているそうです。
その特集の中でMホームのスマートシティ計画というものが紹介されました。
80棟近くの新築分譲住宅の街全体で暑さ対策を打ち出しているようです。
担当者曰く「この場所はこの季節に東側から良い風が吹くので、街の東側に
水場のある公園などを設け、その涼しさを街全体に送る」との事。
その他には道にスプリンクラーを設置し、打ち水効果を得ることや
境界の塀にも水を流し、その付近に窓を設けて涼しい風を家に取り込み
さらに、天井に取り付けたシーリングファンで屋根面の窓から室内の
熱気を外に排出するというシステムのようです。
しかしそんなに上手くいくものでしょうか?
風上の公園から街に届くのは、涼しい風だけ?埃や塵は届かない?
そもそも本当にその風が涼しいの? 濡れた境界塀を通った空気を計画通りに
室内に取り込めたして、その空気は高温多湿ではないの?
本当に自然の風とシーリングファンに頼って、屋根面の窓から上手に熱気が逃げる・・・?
考えると疑問・・・いや違いますね【疑念】ばかり抱きます。
そしてナレーションでは、私の聞き違いでなければ「価格は市場価格の2倍だが先行販売の
10棟は既に完売で売れ行き好調」ですって・・・。
にっ二倍!?それなら他の場所で涼温な家を建てましょう!!
と声を大にして言いたい・・・。