さいたま市北区K様邸の新築工事に先立ち、明日 から始まる旧宅の解体工事。それに伴う電力会社 のブレーカー、電線の取り外しに立ち合ってきま した。その際、お客様からお預りしている鍵で家 の中に入ると、どこか懐かしい昭和の雰囲気が。 玄関灯のスイッチや柱の傷を見ると、家とご家族 の歴史が刻まれているように感じました。子供時 代にタイムスリップしたような感覚でしばらく時 間の流れを忘れましたが、足先の冷えに耐えられ なくなり外に出ました。これから建てる家は涼温 な家。住み心地は解体する家と比べたら次元が違 います。しかし涼温な家とご家族との歴史はこれ からですから、まだ旧宅には及びません。明日か ら解体させていただきますが、今までのこの家の 歴史に敬意を表します。
|