少し前までドラム式ブームでしたが、ここ最近は従来からある縦型タイプの人気も戻ってきているとか。
さて、どっちがいいのか
という問題について考える前に、まずは日本の水事情について知っておかねばならないのです
そもそもドラム式洗濯機はヨーロッパのメーカーが多い(AEGやASCOなど)
※画像はAEGのHPより。 |
※画像はASKOのHPより。 |
ヨーロッパの生活用水は日本に比べてカルシウムやマグネシウム濃度の高い『硬水』なので
ドラム式のような“たたき洗い”が適しているそうです。
ただ、“たたき洗いの場合は”生地の繊維やパイルが硬くつぶれてしまうので、乾燥機能でふっくら戻すことが必要。なのでドラム式の場合は乾燥機とセットで使うことが望ましいようです。
で、日本の水は、ご存知のようにくせのない『軟水』なので“もみ洗い”の縦型が適しているようです
ドラム式が出たばかりのころは、汚れが落ちないなどの問題があったのは『水』のせいだったのかもしれませんが、現在のものは『硬水』『軟水』どちらにも対応できるよう改善されているようです
【結論】
洗濯物を外に干したくない人や乾燥機を使うタイプは、ドラム式がベスト。
晴れた日には、洗濯物を外に干したい私のようなタイプは、縦型が向いている ということ かな
でも本音は
こんな感じに憧れている(ただし夏限定で。)
この『軟水』と『硬水』という水の違いは、洗濯だけでなく、料理などにも影響があり
お吸い物や素材の味を生かした料理や、出汁をとるのも軟水ならではのこと。
ヨーロッパの料理がオーブンで焼いたり、牛乳やワインで煮込んだりするものが多いのも『水』を起因とする事情があるからのようですよ。