このごろはもう当たり前になりましたね
キッチンの引出収納
力いっぱい閉めてもゆっくりソフトにパタンとね、素敵に閉まるんです
これは、引出の両側に付いているｽﾗｲﾄﾞﾚｰﾙが“いい仕事”をしているから。
（写真はTOTOのカタログより拝借）
このレールにもいろいろありまして
有名なのがオーストリアにあるblum（ﾌﾞﾙﾑ）社の【blumotion（ﾌﾞﾙﾓｰｼｮﾝ）】ﾚｰﾙ
ドイツやイタリア製の高級キッチンではおなじみ。
なんといっても引出が全部出てきます
奥のものまで取り出しやすいのが特徴
これは宿泊体感ハウスのｷｯﾁﾝ食器棚【ヤマハベリー】です
写真ではちょっと引き残しがありますが、これもう少し手前に引けます
このｽﾗｲﾄﾞﾚｰﾙ
大きく分けて「ローラータイプ」と「ベアリングタイプ」に分かれます
「ローラータイプ」は従来からある勢いよく閉めるとバンと扉が跳ね返ってくるようなもの
「ベアリングタイプ」にもいくつか種類があるのですが
キッチンに使われるのは引出横にレールが付いた写真のようなタイプのもの
荷重がかかっても重さが分散されるので引出が重くなったりしないのもうれしい機能
ただ、デメリットとしては金額が高くなってしまうこと
引出の着脱が少し難しいこと
があります
最近のｷｯﾁﾝ収納に引出タイプが多くなってきたのには
この「ｽﾗｲﾄﾞﾚｰﾙ」が見えないところで活躍していたからなんですね
知ってました？