11日付の朝日新聞のコラム『リレーオピニオン』でナガオカケンメイさんの言葉にハッとする。
“モノの買い方が問われる時代”とは、作り手のモノづくりへの誇りを問われることなんだと思います。背筋を伸ばしてモノづくりをしていくことこそ、消費の質を高めることになっていくんでしょうね。
これからは、たくさん持っていることが豊かさの象徴ではなく、持っているものの質が問われるのではないかと私も思っています。
“品質は時間が証明してくれる”
この言葉は、われわれの家づくりにも通じるところがあり、お引き渡し後の暮らしの中で、その品質を実感していただき 感想をいただくことが多くあります。
嬉しくて涙が出そうになった言葉や励まされた言葉、ご指摘いただいた言葉もすべて今後の仕事に向かうエネルギー。
昔から『住み心地』をいちばんに考え、不器用ですが「真っ当に」家づくりをしてきた我々にとっては、引き渡しをしてからの感想が何よりの成績表なんです。
今回、メールやお電話での会話の端々にいただく “小さな住み心地の感想” を忘れたくないと思い、こちらのページを作りました。
私は、
始めに、ちゃんとしたモノづくりの姿勢があって、やがて消費者が選んでくれて長く売れる商品になる
というのが販売の基本姿勢であると思っています。決して『これを売りたい』とか『過剰な広告』という販売側からの押し付けではなく。。
余談ですが、選挙のときも、
『当選したらこうしますから、票を下さい』という呼びかけよりも、『今までこんな仕事を実現してきました。だから私に票を下さい』と実績を示す方が投票にもより興味が湧くし、その後の政治の質も変わるのではないか と思っております。。どうですかね?