この頃、思うことなのだけど
社会に出てすぐの頃って、例えれば、ボールのようなものだと思うのね
表面がつるっとしていて、よく弾みそうな感じ。
でも、学生から社会人になって、叱られたり失敗したり、あちこちぶつかったり、傷ついて
だんだん凸凹してくるんですよ いつまでもつるっとして良く弾むわけじゃない
で、気づくともう凸凹だらけのぼっこぼこのかたちで、もう全然弾まなくなってしまう自分がいるんです
時々、昔の自分を振り返って眩しく感じたり“あの頃はよかったなぁ”なんて思ってしまうかもしれないけど
だんだん、ぼっこぼこでいびつな形の自分も嫌いじゃなくなるんですよね
なんだか、今の世の中って、失敗や傷つく事を避けてばかりいるし
その失敗を許す寛容な世の中じゃなくなっているので生きにくくなっているのは確かだけど
社会に出たばかりの人に言いたいのは
“たくさん失敗して、たくさん傷ついて、凸凹してる大人の方が魅力的だからね”
ということ
横田建設には、新入社員はおりませんが巷のフレッシュマンを見かけるたび呼びかけたくなります
失敗を重ねて身につくことが、やがて自分の宝物になるのだと信じたい。
●●年前はつるっつるでスーパーボールのように弾んでた伊藤より