当たり前すぎて、疑問に思わなくなってしまうことってけっこうあるもの。
先日体感ハウスにお越し頂いたお客様が、「分電盤の位置はなぜいつも高いところにあるのか?」という質問がありました。
“災害時に避難する際には分電盤を下げて(OFFして)下さい”
というマニュアルがあるそうですが、この高さでは脚立に乗らないと無理。
まして一人暮らしのお年寄りの場合など非難する前に危険が立ちはだかっているようなものです
突然の停電の時も暗闇の中で脚立に乗るのは恐いです
確認したところ、この高さにしているのは特に法律上の規制がある訳でもなく
「以前からの慣習」
だったらもう少し操作のしやすい高さに設置するほうがいいのではないかと思いました
家づくりの時はまだまだ若くても、いづれはみんな分電盤の操作がしんどくなる年齢になるのだし。。
考えてみれば、当たり前だと思って、不便でも疑問に思わずにいることってけっこうあるのかな
お客様曰く神棚なども高い位置にあり、お水を替えることが年齢と共に危険に感じるのだそうだ
他には、コンセントの高さ。掃除機かけるときに低いと腰に負担がかかるので
床からの高さを高くしたり・・ なるほどねーーって思いましたもの
当たり前だからとそのままにするのは簡単だけど、不便だと思った時はもう遅い
まずは 《当たり前を疑え!!》ってことですかね
またまたお客様より教えられた一件なのでした。